24節気と暮らし

中医学から学ぶ冬から春への切り替え:活動的な体をつくる「春の生活術」

​1. はじめに:春は「スタート」の季節

​冬の間、動物たちが冬眠するように、私たちも「早寝」をしてエネルギーを蓄えてきました。

でも、春は植物が芽吹くように、私たちの体も外へ向かって動き出す時期!

​実は中医学では、春には春特有の「眠り方」と「過ごし方」があるんです。

​2. 「夜更かし・早起き」の意外なルール

​「えっ、夜更かししていいの?」と驚かれるかもしれません。

中医学の聖典『黄帝内経(こうていだいけい)』には、春は**「夜に寝て、朝は早く起き、庭をゆったり歩きなさい」**という教えがあります。

  • 夜更かし: 冬より少しだけ遅く寝ても大丈夫。
  • 早起き: 朝の新鮮な太陽の光を浴びることで、体の中の「陽の気」を目覚めさせます。

​ただし、無理な夜更かしは禁物!「冬よりは少し活動的に」というイメージで捉えてくださいね。

​3. 体を締め付けない「軽やかな服」

​春の養生で大切なのは、エネルギー(気)の巡りを邪魔しないこと。

  • ゆったりした服装: 髪をきつく結ばず、ベルトや下着で体を締め付けすぎないのがコツ。
  • 風通しの良さ: 心も体も開放的になれるような、ふんわりした素材を選んでみましょう。

​4. 散歩で「気」を巡らせよう

​春のイライラやモヤモヤ(肝の乱れ)を解消する一番の特効薬は、**「散歩」**です。

公園の緑を見たり、並木道をゆっくり歩いたりするだけで、滞っていた「気」がスムーズに流れ出します。

​早足で歩く必要はありません。春の風を感じながら、ゆったりと歩く時間を楽しんでください。

​5. おわりに

​春は自分を「のびのび」させてあげる季節。

少しだけ早起きして、お気に入りの服で外を歩いてみませんか?